今のマイホームも暮らして15年
「次の新しい新居を見つけて住み替えよう。でも、今の家の給湯器は少し故障しているけどそのままでいいの?」
マイホームを売却すれば新しい人が持ち主として暮らす事になります。
思い出の詰まった家を次の人へと繋いでいく。
しかし、その家の中で故障している箇所、傷がある箇所については直してから引き渡してあげた方がいいのか?
このような疑問は、売却相談時にお客様からよくいただくご質問です。
ここでは、不動産売却に関する「現状の不具合」について、どうするべきかをご紹介させていただきます。
不動産の売却時で判明している不具合などについては、一般的に「現状のまま」買っていただく流れになります。
例えば
このような家の故障があったとしても、基本的には「そのままの状態」で売却する事が可能です。
インターネットで不動産検索をしているとリフォーム済み物件を見かけると思いますが、そのほとんどは不動産会社が買い取ってリフォームした物件です。
一般個人の人が不動産を売りに出す時は、基本的に現状のままで売却する事が多いです。
でも、故障した箇所がある家でも売れるの?
このような疑問を抱かれる売主様もいらっしゃいますが、買主様はリフォーム前提で中古住宅を探している事が一般的なので問題ありません。
しかし、売主様の立場として不具合がある状態で売却した時には注意しておかなければいけない部分があります。
それは、
中古物件の不動産取引において、「不具合や汚れ、傷」については現状の状態で修繕の必要はありませんが、気づいている箇所については売主による買主への「告知」が義務づけられています。
また、売買契約時には「言った言っていない」のトラブルを回避するために伝えるべき事項について互いに書面で記録を残します。
この2つの書類で、後々のトラブルを未然に防ぐようにします。
しかし、不動産を売却する時に売主側の心情として「高く買って欲しい」という思いが前に出過ぎて、些細な不具合については告知漏れを起こしてしまう時があります。
また、過去に解決した(修繕)箇所についても、記憶を振り返り、できるだけ買主に告知した方が賢明です。
なぜなら、売主側の許容範囲と買主側の許容範囲の相違があるからです。
家の引き渡しを終えた後、買主は購入した家をリフォームする。
そこでリフォーム会社の作業員さんから「過去に雨漏りを治したんですね〜」という一言。
買主「えっ!?聞いてないけど!」
売主としては、10年も前に修繕して今は全く問題なく暮らしているから大丈夫だろう。こういう思いから不動産会社の担当者への告知をしていなかった。
このような事がトラブルの元に発展していきます。
また、危機意識が薄い不動産会社の担当者によっては、「売主へのヒアリングが甘くなる」ということも起きる場合があります。
不動産取引はトラブルというリスクも抱えております。
その「トラブルのリスクを最小限に抑えてサポートしていく」事が不動産会社の役割になります。
不動産会社選びは、細かい箇所もしっかりと説明してくれる信頼のおける担当者に任せることをお勧めします。
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